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BIZTEL Ocean 導入実績一覧

国際電話より高額な、LNG船の衛星電話通話料をゼロに。

エム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社様

エム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社様

世界有数の海運会社をも悩ませる「電話代」

株式会社商船三井は、日本が誇る国際貿易の主軸として、全長およそ300mもの巨大な外航貨物船による大量・長距離輸送で人々の生活を支える海運会社である。その積み荷は、食糧や鉱石・原燃料・自動車まで多岐に亘る。なかでも、同社は世界のLNG(液化天然ガス)輸送の約25%に関与しており、LNG輸送で世界トップのシェアを誇る。今回、BIZTEL Oceanの第一号ユーザとしてサービスを導入したエム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社は、商船三井が保有・運航するLNG船隊のうち15隻を管理する船舶管理会社である。一見、ビジネスフォンとはあまり縁のなさそうなイメージのあるLNG船だが、実は船舶の安全運航において電話が重要な役割を担っているという。同社のマリンスーパーインテンデント(MSI・※1)柴田重基氏(商船三井 船長・3枚目写真)に、まず従来のLNG船の通信環境について話を伺った。

エム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社様

「 LNG船をはじめとした外航貨物船は、携帯電話などが通じない外洋を長期間航行するため、通信手段として海事衛星電話を導入しています。ただ、海事衛星電話は通話料が非常に高額なため、普段の連絡は電子メールで行い、緊急連絡やメールの補足説明等の場合のみ電話を利用するケースが一般的です 」

世界経済の影響を直接的に受ける海運会社だからこそ、コストに対する考え方は他業種以上にシビア。しかしながら、LNG船は、火力発電や都市ガスの原燃料であるLNGを運搬する『専用危険物積載船』であり、運航に支障を来すと、各国のライフラインにも多大な影響を与えてしまう。安全運航ならびに安定輸送が何より優先されるため、『通信を制限してコストを削減する』のではなく、『低コストで気にせず使える』環境の整備が、「世界最高水準の安全運航を目指す商船三井グループ(同社)」として急務だった。

※1:陸上から船への直接の指示や周知・情報提供を行う。

不安が信頼に変わった、東日本大震災

エム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社様

BIZTEL Ocean導入にあたってのポイントはコストだけではなかった。船舶を陸上で管理するスーパーインテンデント(SI)は、船に何かあった場合でも即座に対応できる体制を常に維持していなければならない。また、BIZTEL Oceanを海事衛星電話との相互バックアップ回線として考えていたため、『 いつでも繋がる 』という、電話としての信頼性を洋上でも担保できることが必須条件だった。「 インターネットを使った電話というのは正直不安もあった(同社)」が、その不安を払拭するのにそう多くの時間は必要なかった。

「 海洋ブロードバンドを導入したLNG船(泉州丸・左写真)で BIZTEL Ocean の実験を開始してすぐ、あの東日本大震災が発生しました。陸上のオフィスにいた私たちは、即座に関係する管理船に安全確認のため電話をしました。震災直後は一般電話や携帯電話が利用制限でパンク状態だったことは皆さんも記憶に新しいと思います。原因がどこにあるかは特定できませんが、船に搭載している数種類の海事衛星電話はほとんど繋がらず、安否確認がかなり難航しました。そんな中、BIZTEL Ocean を搭載した泉州丸だけは何事もなかったかのように電話が繋がりました。この事実は、インターネット環境が整った船に限定はされますが、BIZTEL Oceanの導入に向けて大きな判断材料になりました 」

足回りにインターネットを利用しているIPビジネスフォンは、その冗長性を不安視する声もよく聞かれるが、今回の震災ではその逆の現象が数多く確認されている。回線を占有することが前提の一般電話回線や専用線に比べ、日本中に張り巡らされた共有のインターネット回線を用いる BIZTEL は混乱・緊急時の冗長性に優れている。このことは、同じくインターネット型のサービスで震災時に注目を浴びた Facebook や Twitter とも共通している。

海外のドックから海の上まで、文字通り世界中が内線環境に

エム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社様

実際に導入して使ってみた印象はどうだろうか。

「音質や安定感はもちろん満足していますが、外洋の船と日本のオフィスの間で通話料0円の内線ができるのは嬉しいですね。これにより、会社全体の通信コスト削減が期待できます。国際電話よりも高額な船陸間の通話がすべて0円になるとは夢にも思わなかったので、この点は一番の驚きでした。また、船舶電話以外でも幅広く活用できる柔軟性も魅力的です。例えば、船が修繕や検査のためにシンガポールなどの外地ドックに入る際、本社からSIが現地に長期出張することがありますが、その際も BIZTEL の端末を現地のインターネット回線に接続するだけで本社や船との内線環境が構築できます。とにかくコスト削減という意味では、期待以上の成果を上げてくれていると思います 」

また、柴田氏は au携帯が内線になるBIZTELモバイルにより、場所を問わず船との内線ができ、対応力が向上したという。他にも、船との通話を SI 同士で転送し合えるなど、BIZTEL を導入したことによるメリットは予想以上に大きかったようだ。

マスメディアによると、東日本大震災に伴う原発事故の影響により、LNGは代替エネルギーとして大きな注目を集めているという。同社の事業は、日本のエネルギー事情、ひいては国民生活を支える非常に大きな役割を担っている。BIZTEL もまた、被災地や BCP での活用事例が増え続けている。1隻でも多くの船にBIZTEL Oceanが導入され、船の安全運航・安定輸送維持の一助となれるよう、これからもサービス品質の向上に努めていきたい。

エム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社
  • 社名

    エム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社

  • URL

    http://www.mol.co.jp/molgroup-j/mollng/

  • 設立

    1991年4月

  • 資本金

    4,000万円

  • 事業内容

    LNG船船舶管理・マリンコンサルティング

  • 利用目的

    外航貨物船(LNG船)に搭載する船舶電話

  • 本事例で導入されている主なサービス・オプション

    BIZTEL Ocean

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