No.1クラウド型テレフォニーサービスBIZTEL
資料ダウンロード

BIZTEL ビジネスフォン 導入事例

ENECHANGE株式会社さま

BIZTEL導入で固定電話を撤廃し、
ワークスタイルの変化に柔軟な対応ができる環境が実現

(取材:2022年11月)
導入前の課題
導入目的
目的1
固定電話をデスクに設置し利用していたが、コロナ禍を経たワークスタイルの変化に伴い物理的な機器・回線に縛られない電話環境構築が必要と考えていた。
目的2
フレキシブルオフィス「WeWork」への移転をきっかけに電話環境のリプレイスを検討開始。今後のオフィス移転時にも柔軟に対応できるサービスを探していた。
導入後の効果
効果1
ソフトフォンをメインとした電話運用をスタート。固定電話の撤廃が実現し、電話回線の施設作業が不要に。電話に関する物理的な縛りから解放された。
効果2
移転前の動作テストなどを十分に行った上で導入が完了。多くの社員がリモートワーク・ハイブリッドワークを行う中、スムーズな運用が実現し、将来的な環境変化にも対応できる仕組みを構築できた。

固定電話による非効率な運用が課題に。
WeWorkへの移転に伴い、電話環境の刷新を検討

– お客さまの事業についてお聞かせください。

児島氏:
ENECHANGE株式会社は、英国ケンブリッジ発の脱炭素テック企業で、グローバルな視点と最先端の技術力で、脱炭素社会を推進するベンチャー企業です。

ENECHANGE株式会社では、大きく3つの事業を展開しています。

1つ目はエネルギープラットフォーム事業です。個人のお客様が電気やガス料金プランのシミュレーションする電力・ガス比較サイト「エネチェンジ」の運営をはじめ、法人の電気切り替え支援も行っており、現在、国内最大クラスの電気およびガス料金の見直しサービスとして多くの方にご活用いただいています。

2つ目はエネルギーデータ事業です。政府主導で取り組まれている節電プログラムの根幹となっているピーク時の消費電力量をシフトする家庭向けデマンドレスポンスサービスや、電力会社やガス会社を支援するSaaS型ソフトウェアを開発し、提供しています。

3つ目はEV充電事業で、注力分野の一つです。宿泊施設やゴルフ場、ショッピングモールなど、数時間滞在する場所で電気自動車の充電を可能にする目的地に対するEV充電器の設置を拡充する事業を行っています。選定施設の電気設備に応じた工事内容の決定にはじまり、充電管理システムやユーザー向けの課金アプリのご提供から利用者からの問い合わせ対応まで、オールインワンで対応しています。

※デマンドレスポンス:電力の需給が逼迫している時に電力会社からの要請に応じて利用者が使用量を抑えるなどして節電に協力できるようにする仕組みを指す

– ありがとうございます。次に、児島さまの役割について、教えてください。

児島氏:
総務部のマネージャーを担当しています。総務部の役割としてはオフィス管理やメンバー同士のコミュニケーション施策、情シス対応、購買対応、代表電話の受付、イベント運営などです。それ以外に直近の大きな業務としてWeWorkへの本社移転業務が挙げられます。

総務室
マネージャー
児島 由則 氏

– どのような場面で、BIZTELを利用されていますか?

児島氏:
主に、個人や法人のお客さま向けに公開している代表電話の応対に使用しています。代表電話には、1ヵ月あたり200~300件の入電があります。
過去にはこのすべてを社員が固定電話で応対していたのですが、現在は電話代行サービスで受け付けてもらっています。その後、対応が必要な問い合わせ内容がSlackで社員に共有される仕組みです。担当者は、これらの問い合わせにBIZTELのソフトフォンや携帯電話で折り返します。
また、代表番号のほかに、部署単位でもBIZTELを利用しています。現在、40名程の社員がBIZTELを利用していますね。

– BIZTEL導入前に利用していた環境や当時の課題についてお聞かせください。

児島氏:
以前のオフィスでは、全体で100席程の座席に対して固定電話を20〜30台設置していました。部署ごとに席が決まっていたので、各部署に割り当てられた電話が鳴ると、担当者が応対する、という体制です。
しかし、入電のうち、他社からの営業電話が高い割合を占めていたため、応対する社員に負荷がかかっていました。そのため、電話に関する業務効率をアップする必要があると考えていました。

また、コロナ禍のピーク時は出社人数を制限していたため、代表電話を留守番設定し運用していました。しかし、営業電話ではなく、当社サービスに関する問い合わせとして代表電話を利用するお客さまからの入電までを取り逃してしまうことになり、タイムリーな対応ができないという課題が生じました。

そのため、コロナ禍が少し落ち着いたタイミングで、代表電話の留守番電話運用を解除し、電話代行のサービスを導入することにしました。電話代行サービス導入後の残された課題としては、固定電話をなくし、電話回線を含めた物理的な縛りをなくすことです。WeWorkへの移転が決定していましたし、今後もオフィスの増床や移転があり得るため、変化に対応可能な仕組みを導入したいと考えました。

 

固定電話を撤廃し、物理的な縛りから解放。
多くの社員がリモートワーク・ハイブリッドワークといった
新しいワークスタイルを実現

– BIZTELを知っていただいたきっかけは何でしたか?

児島氏:
WeWorkへの移転決定後、電話に関して情報システムの専門家に相談したところ、BIZTELがとても良いと薦められたのがきっかけです。早速、サービス内容や料金、導入事例を確認し、ぜひ導入したいと考えました。

– ありがとうございます。BIZTELと比較検討したサービスはありましたか?

児島氏:
ある部署で海外製のCTIを利用していましたが、音声品質に懸念があると報告があり検討はしませんでした。BIZTELの持つ機能と品質であれば、求めている要件を満たしていると判断しましたので、あまり悩まずに導入を決断しましたね。

– WeWorkという従来のオフィスとは異なる環境で、BIZTELが導入できるのか不安はありましたか?

児島氏:
たしかに一般的なオフィスとは異なりますが、WeWork入居前に動作のテストができたので、安心して利用を開始することができました。

– BIZTELの導入で解決できた課題について教えてください。

児島氏:
何よりも、課題であった固定電話が撤廃でき物理的な縛りがなくなった点が大きいです。電話機としてはソフトフォンを利用していますが、セットアップがとても簡単で、準備に工数がかからなかったと社内からも評判でした。管理者としても、この点は非常に助かりましたね。固定電話の場合は、床下配線の敷設や、電話機ごとの通話確認など、手間のかかる作業が多かったため、BIZTELは物理的な作業が発生しない点が非常に助かります。

ソフトフォン

また、場所を問わず電話を利用できることはとても魅力的ですね。BIZTEL導入による電話環境の変化は、あらゆる選択を可能にしてくれました。新たにオフィスを移転する際も身軽ですし、ワークスタイルの変化にも柔軟に対応できるようになりましたね。

今、私たち総務部は週2回の出社以外はリモートワークをしていますし、フルリモートの社員もたくさんいます。BIZTELをはじめとするクラウドサービスを利用しているからこそ実現できているワークスタイルだと思います。

– その他、導入して良かった点はありますか?

児島氏:
BIZTELは通話品質が良く、遅延も発生せずに利用できるのがありがたいです。電話帳登録機能は操作が簡単で使いやすいですね。固定電話と違い、操作方法が視覚的に分かりやすいため、すぐに慣れることができました。

部署によっては、BIZTELの通話録音機能も利用しています。問い合わせに対して行き違いがあったときに、齟齬をなくすためのエビデンスとして活用しています。管理画面から録音を聞いてチェック可能なので、重宝しています。

– ありがとうございます。最後に、今後BIZTELに期待することがありましたら、ぜひお聞かせください。

児島氏:
ソフトフォンを利用しているときに回線の通信状況がわかるような機能が欲しいですね。今後開発予定と聞いているので期待しています。また、現在、他社の電話代行サービスを利用していますが、BIZTELにも同様のサービスがあると伺いました。コスト削減が実現できるのであれば、ぜひ導入を検討したいですね。

※2023年1月リリースのBIZTELバージョン3.7.0において「ネットワーク遅延表示」機能として提供開始しました。詳しくはリリースノートをご確認ください。

※記事内の写真はすべて、WeWork 東京スクエアガーデンで撮影しました

社名 ENECHANGE株式会社
事業内容 エネルギープラットフォーム事業・エネルギーデータ事業・EV充電事業
URL https://enechange.co.jp/

本事例で導入されている主なサービス・オプション

※ 資料ダウンロードフォームに遷移しますので、必要事項をご記入の上お進みください。
ご記入いただいたメールアドレス宛に、資料ダウンロードページのURLをお送りします。