BIZTEL API使ってみたVol.4 【後編】コールバック受付IVR機能で混雑時の対応を自動化
この記事は「BIZTEL API使ってみたVol.4 コールバック受付IVR機能で混雑時の対応を自動化」の続きとなる記事です。まだお読みでない方は前編からご覧いただければと思います。
前編はこちらから
目次
BIZTEL設定
では、ここからは実際にIVRの設定を行い、コールバック受付が可能な状態にします。
IVRの中で使用する各種ガイダンス(アナウンス)および着信ルールは個別設定を使用するものとします。
注意事項として、内線番号は数字の大きい方から設定していく必要があります。
(ここでは7493から作り始め、7480が最後になるように設定してください)
以下、内線番号が多いため各番号まで飛べるリンクを設置しています。ご活用ください。
内線番号一覧
IVR 内線番号:7480
- IVR種別:API連携IVR
- 初期ガイダンス:オープニングアナウンス
- 操作ガイダンス:無音ダミー
- 操作ガイダンス再生回数:1
- 操作エラーガイダンス:無音ダミー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
API連携種別 | マニュアル |
URL | response://{TEL} |
メソッド | GET |
リクエストヘッダ | |
リクエストボディ | |
タイムアウト判定(秒) | 5 |
API連携前ガイダンス | |
リクエストエラー時の動作 | IVRシステムエラー時ガイダンス |
受付入力種別 | 入力なし |
1.優先順位 | 1 |
1.レスポンスコード | |
1.レスポンスパターン | /anonymous/ |
1.変数抽出パターン | |
1.ガイダンス形式 | |
1.API連携後ガイダンス | |
1.選択時の動作 | 転送 |
1.転送先 | 7486 |
1.メモ | |
2.優先順位 | 2 |
2.レスポンスコード | |
2.レスポンスパターン | |
2.変数抽出パターン | |
2.ガイダンス形式 | |
2.API連携後ガイダンス | |
2.選択時の動作 | 転送 |
2.転送先 | 7481 |
2.メモ |
IVR 内線番号:7481
- IVR種別:標準IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:連絡先確認アナウンス
- 操作ガイダンス再生回数:1
- 操作エラーガイダンス:IVRエラー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
ダイヤル設定1:転送先7482
ダイヤル設定3:転送先7486
ダイヤル設定9:操作ガイダンスに戻る
IVR 内線番号:7482
- IVR種別:API連携IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:無音ダミー
- 操作ガイダンス再生回数:
- 操作エラーガイダンス:無音ダミー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
API連携種別 | マニュアル |
URL | response://{TEL} |
メソッド | GET |
リクエストヘッダ | |
リクエストボディ | |
タイムアウト判定(秒) | 5 |
API連携前ガイダンス | |
リクエストエラー時の動作 | IVRシステムエラー時ガイダンス |
受付入力種別 | 入力なし |
1.優先順位 | 1 |
1.レスポンスコード | |
1.レスポンスパターン | |
1.変数抽出パターン | |
1.ガイダンス形式 | リアルタイム音声合成 |
1.音声合成テキスト | ご連絡先の電話番号は<vtml_pause time="300"/><vtml_speed value="80"><vtml_pitch value="80">^^{TEL}<vtml_pause time="300"/>^^{TEL}</vtml_pitch></vtml_speed><vtml_pause time="300"/>で、よろしいでしょうか。 |
1.選択時の動作 | 転送 |
1.転送先 | 7483 |
1.メモ | |
2.優先順位 | |
2.レスポンスコード | |
2.レスポンスパターン | |
2.変数抽出パターン | |
2.ガイダンス形式 | |
2.API連携後ガイダンス | |
2.選択時の動作 | |
2.転送先 | |
2.メモ |
IVR 内線番号:7483
- IVR種別:標準IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:連絡先電話番号確認アナウンス
- 操作ガイダンス再生回数:1
- 操作エラーガイダンス:IVRエラー
- 操作エラー回数:3
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
ダイヤル設定1:転送先7484
ダイヤル設定3:転送先7486
ダイヤル設定9:転送先7482
IVR 内線番号:7484
- IVR種別:API連携IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:無音ダミー
- 操作ガイダンス再生回数:
- 操作エラーガイダンス:無音ダミー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
IVR 内線番号:7485
- IVR種別:API連携IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:無音ダミー
- 操作ガイダンス再生回数:
- 操作エラーガイダンス:無音ダミー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
API連携種別 | マニュアル |
URL | https://fk8dyjlwt5sx.cybozu.com/k/v1/record.json |
メソッド | POST |
リクエストヘッダ | X-Cybozu-API-Token:********************* (※発行したAPIトークンを入力)Content-Type:application/json |
リクエストボディ | { “app”:”11″,“record”:{ “ani”:{ “value”:”{TEL}” }, “dnis”:{ “value”:”{CALLED}” }, “clicktocall”:{ “value”:”{TEL}” }, “cb_type”:{ “value”:”即時” }, “requestid”:{ “value”:”{ID}” }, “cb_status”:{ “value”:”未対応” }, “reservation_route”:{ “value”:”IVR” }, “record_no”:{ “value”:”{RESPONSE_KCID}” } |
タイムアウト判定(秒) | 10 |
API連携前ガイダンス | |
リクエストエラー時の動作 | IVRシステムエラー時ガイダンス |
受付入力種別 | 入力なし |
1.優先順位 | |
1.レスポンスコード | |
1.レスポンスパターン | |
1.変数抽出パターン | |
1.ガイダンス形式 | |
1.API連携後ガイダンス | |
1.選択時の動作 | |
1.転送先 | |
1.メモ | |
2.優先順位 | |
2.レスポンスコード | |
2.レスポンスパターン | |
2.変数抽出パターン | |
2.ガイダンス形式 | |
2.API連携後ガイダンス | |
2.選択時の動作 | |
2.転送先 | |
2.メモ |
IVR 内線番号:7486
- IVR種別:API連携IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:無音ダミー
- 操作ガイダンス再生回数:1
- 操作エラーガイダンス:無音ダミー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
API連携種別 | マニュアル |
URL | response:// |
メソッド | GET |
リクエストヘッダ | |
リクエストボディ | |
タイムアウト判定(秒) | 10 |
API連携前ガイダンス | |
リクエストエラー時の動作 | IVRシステムエラー時ガイダンス |
受付入力種別 | ダイヤル入力 12桁 |
1.優先順位 | 1 |
1.レスポンスコード | |
1.レスポンスパターン | |
1.変数抽出パターン | |
1.ガイダンス形式 | |
1.API連携後ガイダンス | |
1.選択時の動作 | 転送 |
1.転送先 | 7487 |
1.メモ | |
2.優先順位 | |
2.レスポンスコード | |
2.レスポンスパターン | |
2.変数抽出パターン | |
2.ガイダンス形式 | |
2.API連携後ガイダンス | |
2.選択時の動作 | |
2.転送先 | |
2.メモ |
IVR 内線番号:7487
- IVR種別:API連携IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:無音ダミー
- 操作ガイダンス再生回数:1
- 操作エラーガイダンス:無音ダミー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
API連携種別 | マニュアル |
URL | response:// |
メソッド | GET |
リクエストヘッダ | |
リクエストボディ | |
タイムアウト判定(秒) | 10 |
API連携前ガイダンス | 選択なし |
リクエストエラー時の動作 | IVRシステムエラー時ガイダンス |
受付入力種別 | 入力なし |
1.優先順位 | 1 |
1.レスポンスコード | |
1.レスポンスパターン | |
1.変数抽出パターン | |
1.ガイダンス形式 | リアルタイム音声合成 |
1.API連携後ガイダンス | ご連絡先の電話番号は<vtml_pause time="300"/><vtml_speed value="80"><vtml_pitch value="80">^^{7486_DIGITS}<vtml_pause time="300"/>^^{7486_DIGITS}</vtml_pitch></vtml_speed><vtml_pause time="300"/>で、よろしいでしょうか |
1.選択時の動作 | 転送 |
1.転送先 | 7488 |
1.メモ |
IVR 内線番号:7488
- IVR種別:標準IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:連絡先電話番号確認アナウンス
- 操作ガイダンス再生回数:1
- 操作エラーガイダンス:IVRエラー
- 操作エラー回数:3
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
ダイヤル設定1:転送先7489
ダイヤル設定3:転送先7486
ダイヤル設定9:転送先7487
IVR 内線番号:7489
- IVR種別:API連携IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:無音ダミー
- 操作ガイダンス再生回数:1
- 操作エラーガイダンス:無音ダミー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
API連携種別 | マニュアル |
URL | response:// |
メソッド | GET |
リクエストヘッダ | |
リクエストボディ | |
タイムアウト判定(秒) | 5 |
API連携前ガイダンス | |
リクエストエラー時の動作 | IVRシステムエラー時ガイダンス |
受付入力種別 | 入力なし |
1.優先順位 | |
1.レスポンスコード | |
1.レスポンスパターン | |
1.変数抽出パターン | |
1.ガイダンス形式 | |
1.API連携後ガイダンス | |
1.選択時の動作 | |
1.転送先 | |
1.メモ | |
2.優先順位 | |
2.レスポンスコード | |
2.レスポンスパターン | |
2.変数抽出パターン | |
2.ガイダンス形式 | |
2.API連携後ガイダンス | |
2.選択時の動作 | |
2.転送先 | |
2.メモ |
IVR 内線番号:7490
- IVR種別:API連携IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:無音ダミー
- 操作ガイダンス再生回数:1
- 操作エラーガイダンス:無音ダミー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
API連携種別 | マニュアル |
URL | https://fk8dyjlwt5sx.cybozu.com/k/v1/records.json |
メソッド | GET |
リクエストヘッダ | X-Cybozu-API-Token:********************* Content-Type:application/json |
リクエストボディ | { “app”: 2,“query”: “TEL = {TEL} or TEL2 = {TEL} or TEL3 = {TEL} or TEL={7486_DIGITS} or TEL2={7486_DIGITS} or TEL3={7486_DIGITS}”, “fields”: [ “Customer_Name”, “record_no”, “Person_Name” ], “totalCount”: “true” } |
タイムアウト判定(秒) | 10 |
API連携前ガイダンス | 選択なし |
リクエストエラー時の動作 | IVRシステムエラー時ガイダンス |
受付入力種別 | 入力なし |
1.優先順位 | 1 |
1.レスポンスコード | |
1.レスポンスパターン | |
1.変数抽出パターン | /"Customer_Name":.*"value":"(?P<CUSTNAME>.*)"}.*"record_no":.*"value":"(?P<KCID>[0-9]+)"}.*"Person_Name":.*"value":"(?P<PERSNAME>.*)"}}.*"totalCount":"(?P<KCCOUNT>[0-9]+)"/ |
1.ガイダンス形式 | 標準 |
1.API連携後ガイダンス | 選択なし |
1.選択時の動作 | 転送 |
1.転送先 | 7491 |
1.メモ |
IVR 内線番号:7491
- IVR種別:API連携IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:無音ダミー
- 操作ガイダンス再生回数:1
- 操作エラーガイダンス:無音ダミー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
API連携種別 | マニュアル |
URL | https://fk8dyjlwt5sx.cybozu.com/k/v1/records.json |
メソッド | GET |
リクエストヘッダ | X-Cybozu-API-Token:********************* Content-Type:application/json |
リクエストボディ | |
タイムアウト判定(秒) | 5 |
API連携前ガイダンス | 選択なし |
リクエストエラー時の動作 | IVRシステムエラー時ガイダンス |
受付入力種別 | 入力なし |
1.優先順位 | |
1.レスポンスコード | |
1.レスポンスパターン | |
1.変数抽出パターン | |
1.ガイダンス形式 | |
1.API連携後ガイダンス | |
1.選択時の動作 | |
1.転送先 | |
1.メモ | |
2.優先順位 | |
2.レスポンスコード | |
2.レスポンスパターン | |
2.変数抽出パターン | |
2.ガイダンス形式 | |
2.API連携後ガイダンス | |
2.選択時の動作 | |
2.転送先 | |
2.メモ |
IVR 内線番号:7492
- IVR種別:API連携IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:無音ダミー
- 操作ガイダンス再生回数:1
- 操作エラーガイダンス:無音ダミー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
API連携種別 | マニュアル |
URL | response://{TEL} |
メソッド | GET |
リクエストヘッダ | |
リクエストボディ | |
タイムアウト判定(秒) | 5 |
API連携前ガイダンス | |
リクエストエラー時の動作 | IVRシステムエラー時ガイダンス |
受付入力種別 | 入力なし |
1.優先順位 | |
1.レスポンスコード | |
1.レスポンスパターン | |
1.変数抽出パターン | |
1.ガイダンス形式 | |
1.API連携後ガイダンス | |
1.選択時の動作 | |
1.転送先 | |
1.メモ | |
2.優先順位 | |
2.レスポンスコード | |
2.レスポンスパターン | |
2.変数抽出パターン | |
2.ガイダンス形式 | |
2.API連携後ガイダンス | |
2.選択時の動作 | |
2.転送先 | |
2.メモ |
IVR 内線番号:7493
- IVR種別:API連携IVR
- 初期ガイダンス:選択なし
- 操作ガイダンス:無音ダミー
- 操作ガイダンス再生回数:1
- 操作エラーガイダンス:無音ダミー
- 操作エラー回数:1
- エラー回数到達時の動作:何もしない
- 終了ガイダンス:IVRエラー終了
API連携種別 | マニュアル |
URL | response://{TEL} |
メソッド | GET |
リクエストヘッダ | |
リクエストボディ | |
タイムアウト判定(秒) | 5 |
API連携前ガイダンス | |
リクエストエラー時の動作 | IVRシステムエラー時ガイダンス |
受付入力種別 | 入力なし |
1.優先順位 | |
1.レスポンスコード | |
1.レスポンスパターン | |
1.変数抽出パターン | |
1.ガイダンス形式 | |
1.API連携後ガイダンス | |
1.選択時の動作 | |
1.転送先 | |
1.メモ | |
2.優先順位 | |
2.レスポンスコード | |
2.レスポンスパターン | |
2.変数抽出パターン | |
2.ガイダンス形式 | |
2.API連携後ガイダンス | |
2.選択時の動作 | |
2.転送先 | |
2.メモ |
結果
設定が完了したら、動作の確認をします。
フロー図どおりに操作が行われ、ガイダンスが流れたら問題なく動作していることになります。
※kintone側にも情報が反映されていることも併せてご確認ください。
振り返り・まとめ
今回はBIZTEL コールバック受付IVR機能を使って、オペレーターが30秒応答できなかった場合に自動的にIVRに転送し、受け付けたお客さまの情報をkintoneに保存する、というオペレーションを設定しました。
編集後記
今回の「BIZTEL API使ってみた」は、BIZTELのコールバックIVR機能を使い、混雑時のコールバック対応の一部を自動化する仕組みを実践しました。
BIZTELでは、API連携によってさまざまな利用シーンに対応することができます。
「BIZTEL API使ってみた」ではこのように実際にBIZTELの利用者が思いついた業務改善のアイデアを、読者のみなさまが簡単に設定・実現できるよう、これからもさまざまな機能を紹介していく予定です。
いまBIZTELをご利用中のお客さまも、「こんなことがしたい」というご希望がございましたら、BIZTELサービス担当までご相談ください!