【BIZTELを使いこなす】 エージェントコントロールは役立つコミュニケーションツール
前回に続き、今回も役立つ機能についてご紹介します。
目次
1.エージェントコントロール
BIZTELのオプションメニューに「エージェントコントロール」というものがあります。
この「エージェントコントロール」には二つの機能があります。
①コールセンター内で、全体または特定個人とのチャットする機能。
②自分またはほかのエージェントのステータスを見たり、自分のステータスを変更したりする機能。
①チャット機能
例えば皆さんのコールセンターで、こんなことはありませんか。
「朝礼の内容について、今日出勤していない人にも伝えておきたい。」
「お客さまにちょっと上手く説明できないことがあったので、誰かによい方法がないか聞きたい。」
「在宅勤務中に、ちょっとした質問を同僚にしたい。」
「マネージャーに個人的に相談したいことがある。」
「〇〇さんに面談して指導したいことがあるけど、皆のいる前では言いづらい。」
「〇〇さんに業務で引き継ぎたいことがあるけど、今日はオフィスにいないので伝えられない。」
小規模センターではコミュニケーションの苦労は少ないものの、それでもなにかと伝えにくいシチュエーションがあるものです。
オフィスにいればポストイットなどで伝言は残せますが、何かの拍子に紛失してしまうことがあったり、忘れてしまったりすることがありますよね。
大事なことであれば、確実に伝えたい。
そんなニーズに「エージェントコントロール」はピッタリとフィットします。
使い方はいたって簡単。
管理者ならBIZTEL管理画面から、エージェントならソフトフォンからエージェントコントロールを起動します。
左に「エージェント一覧画面」、右に「チャット画面」が表示されています。
左の「エージェント画面」でメッセージを送る対象をクリックします。
- コールセンターに所属する全員にメッセージを送りたい場合は、コールセンターの名称をクリック(文字が赤く表示されます)
- 特定の人物のみに送りたい場合は、その人の名前をクリック(背景が緑色になります)
送る対象を選択したら、右のチャット画面の下部の入力欄にメッセージを入れて、後は送信ボタンを押すだけ。
送ったメッセージは画面の上部から表示されます。
とても簡単ですね。
ここから先はLINEを使っている方なら見慣れた風景です。
相手のメッセージは左に、自分のメッセージは右に展開されます。
簡単な操作説明で、誰もがすぐに使えるようになります。
メッセージにはハイパーリンクを張ることもできます。
どうですか。少し興味がわいてきましたか。
2.お薦めの使い方
①チャット機能
- 離れた場所にいる人と即時にメッセージのやり取りができる(在宅コールセンターや複数拠点を持っているコールセンター向け)
- 朝礼などで周知したことを再度メッセージとして送ることで、リマインド効果がある。
- 周知事項について、エージェントに読んだら返信するよう義務付けることで、誰がメッセージを読んで、誰がまだ読んでいないか把握できる。
- 不足するシフト枠の募集や、シフト交換したい人などの情報共有・調整。
②ステータス確認機能
ソフトフォンやリアルタイムモニターなどと同様に、自分のステータス変更や、他のエージェントのステータス確認に活用できます。
絶対に必要ではないけれども、あると便利。
また使い始めると、手放せなくなる。
そんな、悩ましくも魅惑的な機能です。
皆さんのコールセンターで、もし「報・連・相」や意志疎通に問題を抱えているようでしたら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。