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【リリースノート】BIZTEL バージョン3.12.0 〜SMSの自動送信機能で、より効率的な有人リソースの活用を支援〜

BIZTELでは機能の追加や改善を目的としたメジャーバージョンアップと、既知の不具合改修をメインとしたマイナーバージョンアップを提供しています。

本記事では、2025年7月に提供開始した最新バージョン3.12.0で追加された機能をご紹介します。

SMSの自動送信

BIZTELではこれまでも、ワークスペース(電話応対に必要な情報表示や作業機能を統合したオペレーター向けの画面)より、オペレーターが応対の状況に応じて関連資料やマニュアルの案内をSMSで手動送信できる機能を提供してきました。

バージョン3.12.0から、事前に設定したルールに基づき自動でSMSを送付することが可能になります。

例えば、IVRを活用し、「〜〜は“1”を、〜〜は“2”を、ログイン方法に関する問い合わせは“3”を」のように音声ガイダンスで問い合わせを振り分け、「ログイン方法に関する問い合わせ」などの定型的な用件が選択された場合、ログイン操作のマニュアルをSMSで自動送信するといった、有人対応を介さずに完結させるフローが構築できます。

他にも、待ち呼が発生した際、事前に設定した秒数が経過したお客さまには、チャットボットなど別チャネルでの対応を案内するURLをSMSで自動送付する運用も実現できます。

また、別途「API連携コールアクション」オプションを契約いただくことで、「着信時」や「切電時」など特定の動作条件を起点にSMSを自動送信することも可能です。
例えば、終話後「切電」をしたら、SMSでお客さまへアンケートのURLを自動送付するといった運用ができるようになります。

機能の詳細は、こちらをご参照ください。

その他の機能追加

⚫︎リソース単位での権限一括変更が可能に

これまでは、「アカウント」を起点に、コールセンターや着信グループといった、複数のリソース(※)に対する「参照」「編集」「削除」といった権限を一括で編集することが可能でした。

しかし、リソースを1つ追加した場合に、アカウントの数だけ権限編集を行う必要があり、人数が多いセンターでは、設定に時間と手間がかかっていました。

※所属するコールセンターや着信グループ、使用する電話端末などのデータのことをBIZTELでは「リソース」と呼んでいます。

この度、バージョン3.12.0より「リソース」を起点として、「アカウントごと」の権限を一括で編集することもできるようになります。

これにより、手間と作業時間が削減し、スムーズな運用管理が実現します。

⚫︎発信フィルタリング機能

発信を禁止する電話番号のリストを、CSVファイルでBIZTELに登録することで、当該番号への発信を制御する機能です。

・すでに商品・サービスを解約している
・お客さまが電話でのやり取りを希望していない

といった架電を制御する必要がある場合に活用できます。

発信禁止番号に発信操作を行った場合は、「この番号は発信規制がされています」というガイダンスが流れるため、誤発信を防止できます。

また、登録した発信禁止リストは、「全体への適用」または特定のコールセンターや着信グループのみに設定するといった「個別適用」も可能です。